★鳥彌三★



200年の伝統の味を今に伝える「鳥彌三(とりやさ)」は京都木屋町にあり、9月末までは鴨川で納涼床でのお食事も楽しめます。

1285585257.jpg

貴船の川床と違って暑いのでは? と思い、我々は個室を予約しました。

1285585365.jpg

風情のある畳敷きのお部屋には、テーブルと椅子。
この方が楽で、嬉しいです。
ひょっとしたら、坂本竜馬も椅子席で食べていたのかも……

1285585268.jpg

ビールと日本酒を注文して、水炊きのコースには、まず突き出しが運ばれて来ます。
長いものうさぎが、さつま芋のお月様の前にちょこんと座っています。
カワイイ♪ でも、パクッ!

1285585286.jpg

この白濁したスープがメイン、と言えるでしょうか。

1285585293.jpg

うずらの卵を割り入れてスープを注ぎ塩少々を加えた器を、仲居さんが目の前に置いてくれます。
コラーゲンたっぷりのとろ~んスープ。
2杯目も卵を入れて、3杯目は一味唐辛子を加えて……。

この唐辛子が真っ赤で細かくて、スープにパッと散って溶けて、美味しい一味(ひとあじ、と読んでくだされ)になりました。

1285585321.jpg

そして、骨付きの鶏肉(どこの鶏肉かは企業秘密だそうです)と……、

1285585358.jpg

他の部位の鶏肉やお野菜も仲居さんが付きっ切りで取り分けてくれます。

1285585332.jpg

スープの器も空になると、直ぐに注いでくれるので、わんこそばのように次々飲んで食べてしまい、最後はコラーゲンの取り過ぎでお口がベタベタ。
気持ち悪くなってしまいました(;´Д`)

1285585424.jpg

〆は御餅入り雑炊。

1285585434.jpg

御餅は先にお鍋に入れてあるのですが、雑炊の方に加えてもらいました。

1285585444.jpg 1285585453.jpg

水菓子を頂いて、雲の間に見え隠れするお月様を見ながらホテルへと歩いて戻りました。
この夜は、満月。幽玄な月夜です。

2人で30,000円余りのお会計でしたが、満足度から言うと「華味鳥」の方がイイかも知れません。
登録有形文化財に貢献したという素晴らしい行いに自己満足しましょうネ☆