1271513890[1]



ハロン湾に浮かぶ帆を広げた美しいジャンク船バーヤクラシック号
残念ながら翌朝も、すっきりとは晴れませんでしたが、ガタガタとサンデッキの階段を登る足音が頭上に聞こえてきたので、多分早朝のアクティビティである太極拳をやっていたのでしょう。



1271513909.jpg 1271513922.jpg

アッパーデッキはさらに寛げない状態に……。
「海の桂林」と謳われる景観もぼんやりとした風情。
そして、太極拳のあとには、ティー&コーヒーサービスがあります。

1271513944.jpg 1271513958.jpg

フランスっぽく簡単にジュースやパン等が用意されています。
岩にかかる靄もファンタスティックと言えなくもない……。
そんな風景を眺めていると、停泊していた船は午前7時に動き出しました。

そしてスンソット (サンライズ) 洞窟観光のために、ボートに乗り込みます。

1271513972.jpg 1271513978.jpg

下船して鍾乳洞に入るために、結構な数の階段を登っていきます。
中は日本の鍾乳洞と違い、それ程、ひんやりとはしていません。

1271514036.jpg 1271514044.jpg

ライトアップされているのでフラッシュなしでも写せます。
お賽銭が置いてあるのは、大きな亀の形に見えるもの。ベトナムは亀が好きですね。

1271514051.jpg 1271514058.jpg

下方に小さく見えるのが人です。巨大鍾乳洞ですね。
ハロン湾の奇岩の中には無数の洞窟があるそうですが、この洞窟が最大級だそうです。
普段の運動不足がたたり、ハァハァ言いながら登り詰めた階段の先には、停泊する船が点在する美しいハロン湾の姿が現れます。
ここの売店で缶ビールを購入。ハイネケン2缶で3ドルでした。

1271515320.jpg 1271514141.jpg

さて、船内に戻るとチェックアウトタイム。
荷物を自室前の廊下に出しておいてからフロントで清算。
その後、ダイニングルームでビュッフェブランチとなります。

1271514165.jpg 1271514170.jpg

これが船内での最後の食事となりますが1番美味しかった。
シェフが目の前で好きな卵料理を作ってくれます。
目玉焼きの黄身がくるりと半分隠れているのが可愛い。

1271514156.jpg 1271514193.jpg

蟹の甲羅に入った揚げ物には、蟹の身がギッシリと詰まっていました。
10時30分には下船です。
再び花びらが撒かれ、ボートに乗って桟橋へ。
ボートが船から離れると、お世話になったスタッフの方々が全員で手を振ってお見送り。
楽しい船旅でした。
知り合いになっただけでもオーストラリア人の女教師2人、一人旅のオランダ人女性、フランス人男性、コミカルなドイツ人御夫婦と、国際色豊かで、船内アクティビティも豊富で厭きさせません。
しかし、この後は長時間の過酷なドライブが待っているゥ!
5年後の新幹線開通を待ってから、ハロン湾クルーズを体験する事をお勧めします。