*ハイデルベルク城 【ドイツ】*



昨日御案内したネッカー河に架かるカール・テオドール橋より、その全貌が望めるハイデルベルク城内の御案内です。

東京タワーなどと同じで、お城の中に入ると全体が見えない。。。(当たり前だ!)

まずは、新しく出来た(らしい)建物の中にあるチケットコーナーで入場チケットを購入しつつ、トイレに入ります。
城内のトイレは有料らしいのですが、コチラは無料です。
(よっぽど、トイレに懲りているらしい……)

破壊と再建を繰り返した可哀想なお城の歴史は置いといて(エッ)、城門のリングには伝説があります。

今は昔、跡継ぎのいない城主が、強く正当な後継者を得るために、このリングを噛み切った者にお城を譲ると言いました。

数多くのツワモノが挑戦しましたが成功せず、ある日とっても丈夫な歯を持つ魔女が挑戦しました。
しかし彼女も歯の跡だけを残して噛み切れませんでした、とさ。

“Wer den Eisenring am Torturm durchbeißen kann, bekommt das Schloss geschenkt”.

「門塔の鉄の リングを噛むことができる者は、誰でも宮殿を与えて貰えます」

挑戦してみます?

↓ コレ、城門の噛み跡が残るリングです。

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正面はフリードリヒ館、右にオットハインリヒ館です。
オットハインリヒ館は、ファサードしか残っておりませんが、ドイツ・ルネサンスの最高傑作と言われていたそうです。

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下写真、ループレヒト館入口に掲げられている花輪を持った天使の像は、建築現場に遊びに来ていた建築家の双子の子供が、足場を踏み外して亡くなってしまったため、その双子をモデルにして、石の彫刻像を造ったそうです。

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テラスからは美しい旧市街と凍ったネッカー河が望めます。

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このテラスにある足跡にも伝説があります。

選帝侯のお妃様が若い騎士と密会中に選帝侯が戻って来てしまい、慌てた騎士が寝室から飛び降りた時の靴の跡、だそうです。

下記写真の建物から飛び降りたそうですが、ム、ムリでしょ

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どう見ても、建築中に若い衆が「アッ! いけね、踏んじゃった💦」てな感じで、乾いていない場所に足を踏み入れた跡。。。

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ちなみに、この靴跡にピッタリな人は浮気者、らしいデス。
訪れた際には、旦那様、お試しあれ~!

大樽棟内には、イタズラ好きな宮廷道化師が作ったという、リングを引くとキツネの尻尾が出てくるびっくり箱が飾られています。

彼の人形もあり、1日15本も飲んだというワイン好きな道化師が、今も巨大なワイン樽を見張っております。

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そのワイン樽があるホールでは、最初の写真のような軽食や、今の時期だとホット・ワインなども楽しめます。

我々は、飲んだ後にお持ち帰りが出来るグラス付きのアイスヴァインを頂きました。
巨大樽やお城の絵が描かれていて、ちょっとしたお土産になりますね。

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こちらは、エリーザベト門。

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フリードリヒ5世が若い妻エリザベスを驚かすために、一夜にしてこの門を造らせ、お誕生日プレゼントにしたらしいです。

よって、表は装飾が施されておりますが、裏を見ると何もありません。
一夜では、裏までは手が回らなかったというお話。

下写真は、『魔女の噛み跡』が残るリングのある城門塔(時計塔)と、天使の像が掲げられているループレヒト館です。

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旧小鳥小屋の壁跡には、恋多きゲーテの最後から2番目の恋人が、彼への想いを詠った詩の一部が記念板として取り付けられております。

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昨日、御紹介したカール・テオドール橋が眼下に望めます。

拙いJUNOのハイデルベルク城御案内でございました♪

……To be continued.